こんにちは。たかゆきです。
今回はドラム式洗濯乾燥機を買ってわかったメリット・デメリットについてお話したいと思います。
最近、家電の「新・三種の神器」という言葉を耳にするようになりました。
家電「新・三種の神器」
- ドラム式洗濯乾燥機
- ロボット掃除機
- 食器洗い乾燥機
ドラム式洗濯乾燥機はこの中でも特に高い買い物になりますね。
メリットはわかっていても、実際に購入するにはちょっと勇気が必要かと思います。
そんな迷っている方に向けて、半年間使ってわかったメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。
デメリットについては、その克服記についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧ください☆
こんな方におすすめ
- ドラム式洗濯乾燥機を買おうか迷っている人
- ドラム式洗濯乾燥機のメリット・デメリットを知りたい人
- ドラム式洗濯乾燥機を導入する際の注意点を知りたい人
もくじ
【メリット3つ】ドラム式洗濯乾燥機を使ってみてわかった3つのメリット
結論から言いますと、
買って人生が好転した
ってくらい買って良かったと心から思えるモノでした。
一人暮らしのときは、いわゆる普通の縦型洗濯機を使っていました。
(ハイアール製で3万もしない安物です。)
ドラム式洗濯乾燥機を導入して約半年、わかったメリットは以下の3つになります。
メリット1:「手間」が圧倒的に無くなる
洗濯をする工程が減り、手間が少なくなりました。
工程としては2つしか減っていないと思うかもしれませんが、
これ、実感値としてはかなりラクになったと感じます。
それと減ったのは工程だけではありません。
心理的にもかなりラクになりました。
気持ちがラクになったこと
「雨だから干せないや...」 ➡天気関係なし!
「風が強くて飛ばされてしまいそう」 ➡気にしなくてよし!
「 風で落ちて汚れてちゃった」 ➡0になる!
「冬は気温が低くて乾かないな...」 ➡季節関係なし!
ひとり暮らしのとき、
洗濯時に感じる最大の手間は「干す手間」でした。
「干すのも取り込むのも地味に時間かかる!」と時間の浪費を感じていました。
なんとかこの手間を減らせないかと考えた結果、
「洗濯は自宅でやり、乾燥はコインランドリーでやる」
ということにしました。
これで「干す・取り込む手間」からも、「天気の心配」からも解放されました。
30分で乾くので、家事の時間の短縮にもなりました。
でも、どんなに家から近くても、
●「コインランドリーまで出しに行く」
●「コインランドリーまで取りに行く」
というのは「面倒で、手間で、時間がかかる」と感じていて、
結局完全解決とまでには至りませんでした。
自宅に居ながら「洗濯から乾燥まで」をボタン1つでやってくれることによる手間の無さは圧倒的です。
メリット2:「時間」が増える
妻との家事分担の中で、洗濯は主にボクが担当しています。
ドラム式洗濯乾燥機の洗濯から乾燥までにかかる時間は約4時間(量によります)なのですが、終了音が鳴るまでは他のことができます。
我が家は...
服は寝ている間に洗濯 ➡起きたら終わっている
寝具類は出かけている間に洗濯 ➡帰ってきたら終わっている
洗濯中も他のことができるし、家に居なくてもいいので、とっても効率的です。
メリット3:「服」が少なくなる
以前は(コインランドリーなので)手間も、時間も、お金もかかるので、洗濯はキライでした。
なので休みの日にまとめて洗濯するようにしていました。
でもドラム式洗濯乾燥機にしてからは、とにかく洗濯の心理的ハードルが下がりまくるので、こまめに洗濯することが苦でなくなります。
すると使わない服が出てきたことに気づきました。
「こんなにいらないかも」と感じるようになり、
試しに「トップスも、ボトムスも、靴下も、下着類も...全部3着ずつ」にしてみました。(余分な分は「保留ボックス」という名の衣装ケースに一時保管します)
結果、困ることは全く無く、無理なく服を減らすことができました。
今はたった2つの衣装ケースに1年分の服が収まっています。
モノを減らしてスッキリ空間にしたい方にもピッタリです。
【デメリット4つ】ドラム式洗濯乾燥機を使ってみてわかった4つのデメリット
ここまで褒め称えて来ましたが、もちろんデメリットと感じる部分もあります。
ここでは、使ってみて感じた、使う前は知らなかったデメリットについてお話していきたいと思います。
デメリット1:洗濯後のメンテナンスが毎回必要 ➡「慣れれば5分」で解決☆
洗濯後のメンテナンスは毎回必須です。
乾燥時にどうしてもホコリが発生してしまい、サボると服にホコリがついてしまいます。
ホコリフィルター
この部分は下記の図のようにカンタンに取れるようになっています。
しかし、ホコリフィルターの表面や隅にも多少のホコリがついているので、そこはウェットティッシュで拭きあげています。
さらにホコリフィルターを設置するスペースにもうっすらホコリが溜まってますので、そこもウエットティッシュで拭きあげます。
ゴムパッキン
ドラムのゴムパッキン部分にもホコリがついているので、取り除きます。ココが最も汚れていると感じます。
洗濯物を取り出す前に、マーク部分のホコリをハンディモップで取り除きます。
注意ポイント
このパッキン表側についているホコリを取り除いてから洗濯物取り出さないと、服にホコリがついてしまいます。
ゴムパッキンの裏側部分にもホコリがこびりついていますので、ここウエットティッシュで取り除きます
※ホコリの写真を載せるのも良くないと思い、清掃後の写真を使用しています
糸くずフィルター
糸くずフィルターは3度に1度くらいのペースでメンテナンスをしていますが、あまり汚れる実感はありません。
ブラシのようになっていて、「振るだけでゴミが取れる!」と家電量販店で説明してましたが、実際にはそこまで簡単にはいきません。
手でつまんだり、水流使って流したりする必要があります。
以上が特に見るべき3か所です。
慣れれば5分で終わります。
多少は手間となりますが、干したり、取り込んだり、コインランドリーに行ったりするよりかは断然楽ちんです☆
デメリット2:パッキンの間にたまに洗濯物が挟まる ➡洗濯ネットで解決☆
洗濯終了時に、靴下やハンドタオルなどの小物が、パッキンの間に挟まってしまうときがあります。
エラーは起きないので洗濯が止まることはありません。
ですがここに挟まると、びしょびしょ、ホコリまみれ...と、ちょっと悲惨です(泣)
コロコロでホコリを取って、洗濯ばさみで干して...という必要が出てきます。
でもこれは、洗濯ネットを使うことで解決しました。
デメリット3:たまに乾かない ➡乾燥追加30分 or 布団乾燥機で解決☆
寝具類の洗濯時だけですが、完全に乾かないことがあります。
寝具類の洗濯モノ
・シーツ(クイーンサイズ) ×1枚
・布団カバー(クイーンサイズ) ×1枚
・枕カバー ×2枚
乾燥容量内のはずですが、若干湿った感じが残ってしまいます。洗濯モノ1つ1つのサイズの大きいからでしょうか。
湿っていた場合は「乾燥だけ30分追加」するようにしています。
面倒な場合は、そのままベッドメイクしちゃって布団乾燥機をかけて乾かします。
(布団乾燥機は毎朝かけており、枕元に置きっぱなしなので手間には感じません)
衣類の洗濯物はちゃんと乾きます。
デニム生地や、厚めの生地のワンピースがたまに湿っぽいときがありますが...。(多くても3つくらい。基本は全部乾きます)
その場合は、それだけ干して乾かしてます。
デメリット4:シワができる ➡時間経過でマシになる☆
これはちょっと残念な点でした。
導入にあたり、シワになりにくいという「風アイロン」という機能が魅力的で選んだんですが...期待ほどではありませんでした。
これでも他の商品よりはマシなのか、素材の問題なのか、多すぎるのか...。
でも、時間経過と共にそこまで気にならないほどにはなります。
【注意点4つ】ドラム式洗濯乾燥機を導入時の4つの注意点
最後にドラム式洗濯乾燥機導入の際の注意点をお伝えしたいと思います。
縦型洗濯機とは違う、気をつけるべき点がありますので、購入の際はしっかり調べる必要があります。
注意点1:けっこうデカイ
1番気を付けるべきは、やっぱり大きさかと思います。
縦型洗濯機に比べると、ドラム式洗濯乾燥機は一般的に大きいです。
ですので設置場所の採寸をしてから購入の検討をしてください。
ボクも一人暮らしの時にドラム式洗濯乾燥機を買ってしまいたかったのですが、設置場所の問題で諦めざるを得ませんでした。
気をつける点は以下の点です。
設置場所の注意点
・幅 設置場所以外に、エレベーターや玄関、設置までに通る幅ぜんぶ。
・奥行 設置場所はもちろん、ドアを開けた時に障害物が無いか。
・給水口の高さ 給水蛇口が洗濯機本体より高い位置にあるか。
・右開き or 左開き 洗濯動線を考えたときにスムーズか。
注意点2:「洗濯から乾燥までの1サイクル」は時間がかかる
操作パネルに「終了までの残り時間」が表示されているのですが、これ当てにならないんです。
さっき残り2時間の表示だったのに10分後に終わってたりします(笑)
感覚としては4時間くらいかかる感じです。(ちゃんと測ったことはありません)
衣類は寝ている間に洗濯しているので何も気にしませんが、
寝具は日中に洗うので、起きたらすぐ洗濯しています。
また、洗濯容量と、乾燥容量は違います。
乾燥容量は「洗濯容量の半分くらい」が平均ですので、
乾燥まで一気にやりたい方は、乾燥限度を基準にして、洗濯機のサイズを選んだ方がいいです。
洗濯コースによってはさらに容量は少なくなります。
ボクは特別な機能はあまり使わないので、そこまで気になりません。
注意点3:電気代はそれなりにかかる
前述の通り、1サイクル4時間くらいかかります。
その時間の中でも大部分は乾燥に費やしています。
乾燥には電気を使っているので、「乾燥なしの縦型洗濯機」に比べると、どうしても電気代が高くなってしまいます。
どのくらい違うのか、
以下のサイトを参考に比較データをまとめてみました。(大体の目安と思ってください)
1か月あたりは30回で計算
結果、ドラム式洗濯乾燥機の方が1か月あたり339.6円高くなるようです。
ですがボクは、月340円で時間や心理的負担から解放されるのなら、安すぎる投資のように感じます。
注意点4:洗濯物には過酷な環境
「たたき洗いをし、すすぎ、脱水をした後にはすぐさま乾燥」
―――これは洗濯物にとっては過酷な環境かと思います。
デリケートな素材の服は乾燥機にかけることができないのでお気をつけください。
タグにこのマークがついていたら乾燥機は使えません
今年の冬、買ったばかりのウールのカーディガンを乾燥にかけていました。
案の定、1シーズン経たぬ間に毛玉だらけの縮み放題になってしまい大失敗...。
その後、「ウールではなく綿素材に」買い替えました。
「服の方を変え、洗濯機に合わせる」 効率重視で考えています。
【まとめ】デメリット以上のメリット!家事の負担を大幅カットできる神アイテム
以上、ボクがドラム式洗濯乾燥機を導入して感じたメリット・デメリット・注意点までお話しをしてきました。
ドラム式洗濯乾燥機の価格自体は高い買い物となるので、なかなか踏み出せないかと思います。
でも、ボクの場合は「買って良かったもの」にランクインする満足のいく買い物になりました。
メリットを完全に享受するためには、着る服を変える必要があったり、電気代はかかってきたりはしますが、
何よりも自分の時間が増えるという、価値ある対価が返ってきます。
できた時間で充実な人生を過ごせるようになりますので、ぜひともオススメをしたく、ご紹介しました。
導入コストはかかりますが、「コインランドリーより安上がりで、天気を気にせず、ボタン1つで、寝ている間に終わってしまう」と、デメリットを圧倒的に凌駕するメリットがあると思います。
ドラム式洗濯機にしてよかったこと
- 「手間」が圧倒的にすくなくなる
- 「時間」が増える
- 「服」が少なくなる
では今回はここまでとなります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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